五行説に基づく五色の檀紙を折り、梶の葉の水引細工を合わせた七夕の節句飾りです。
長く垂らした下がりの水引も同じく五行説に基づく五色となっています。
平安時代には、宮中で梶の葉の裏に願い事をしたためるならわしがありました。
梶の葉に書いた筆文字は水につけてもにじまないのだそう。
書いた願い事が人に見られないよう隠す意味から、梶の葉に色紙を合わせるようになったとか。
時代とともに梶の葉が短冊へと変わっていきましたが、五行説に基づく五色の考え方は今も残っています。
童謡の「たなばたさま」でも「五色の短冊……」と歌われていますね。
一般的な笹の葉の七夕飾りは、七夕が終わったらすぐに処分しなければいけなかったり、少し子供っぽいイメージになりがち。
伝統的な節句飾りを、現代のくらしに寄り添うようにデザインしたこちらの節句飾りなら、七夕の後も次の「重陽の節句(9月9日)」の頃まで、インテリアとして長く楽しめます。
水引で作られているため見た目のボリュームに反してとても軽いので、飾りやすいのも嬉しいポイントです。
七夕の節句を祝う飾りとして、
「お供え飾り 文月/七夕」と一緒に飾っても素敵。
気軽に飾っていただける小さな七夕の節句飾りはこちらです。
※ご注文を頂いてから、一つ一つオーダーメイドでお作りしますので、お届けまで一〜二週間のお日にちをいただきます。特にお急ぎの方は、注文時に備考欄にてご相談ください。
サイズ:全長約61cm、上部分約18.5cm×25cm(一つ一つ手仕事で制作していますので、わずかに違いがございます)
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商品の色をできるだけ忠実に再現するよう努力していますが、ご覧いただく環境によって、色の見え方が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。